【意外と良曲揃い!】アイドル×ロックンロール特集
みなさんこんにちは。はれんです。
世間ではオリンピックが終わりまして、今まであまり見てこなかった競技の面白さに気づいた、なんて方も多いのではないでしょうか??
僕はというと相変わらず音楽ばかり聴いておりました。
さて、ロック系のアイドルグループ、といえば皆さんどのようなグループを思い浮かべるでしょうか?
ポピュラー寄りでいうとBuono!やベイビーレイズだったり、ラウド寄りだとBiSとかPassCodeなどなどあるかと思います。
ただ、これが「ロックンロール」となると、途端に数が少なくなってしまうんです。
1950年代にアメリカで流行した音楽ジャンル。ブルーズやR&Bなどの音楽が土台にあり、現代のロックの源流。
代表的なアーティストはChuck Berry, Little Richard, Elvis Presleyなど。
(当時のR&Bは今のものとは全く別物なので、ピンと来ない方はRay CharlesとかFats Domino辺りを聴いてみると良いかもしれません)
今回は、ここ5年ほどの間にリリースされたアイドル楽曲の中で、ロックンロール色が強いものを5曲セレクトしました!
Friday Night Party / X21
2018年発売の11thシングルです。(作詞:Happy Girl、作曲:Party McFly)
(グループは2018年11月に解散済み)
まず、イントロがChuck Berryのあの曲から取られているのが印象的ですね!
(クレジットの意味に気づいた方はあの映画をちゃんと見ていますね。)
ロックンロールらしいフレーズも多くあるのですが、合いの手やコールのおかげもあって今のアイドルソングに仕上がってます。
ロック系の楽曲はあまりないグループなのですが、たまにこういう掘り出し物があるのがアイドル界隈の面白いところです。
ダンス・オア・ダンス / フィロソフィーのダンス
2019年発売の10thシングルです。(作詞:ヤマモトショウ、作曲:宮野弦士)
普段は80年代・90年代のR&Bテイストの楽曲を多くリリースしているグループなのですが、この曲は終始ロックンロール調に仕上がっています。
グループの主戦場がR&Bだけに、ボーカルスタイルもこの手の楽曲にマッチしていますし、一つ一つの音色が「らしい」、さすがの出来栄えだと思います。
どーだっていいの / カントリー・ガールズ
2016年発売の4thシングルです。(作詞・作曲:中島卓偉)
(グループは2019年12月に解散済み)
普段はインディーズのグループばかり紹介している当ブログなので、たまには有名グループも紹介しようかな、と思っていたところ、この曲をたまたま発見しました。(ハロプロ楽曲はサブスク配信がされていないので地味に出会いづらくてですね。。)
楽曲については、「王道ロックンロール」以外に言うことがないのですが、普段はやらないであろうボーカルスタイルでもしっかり決めてくる、メンバーのパフォーマンス力は流石としか言いようがありません。
THE ORDINARY CIRCUS / WEAR
2018年発売の1stシングルです。(作詞:O-ant、作曲:Seiya Omori, O-ant)
(グループは2020年9月に解散済み)
ロックンロール調にしてはかなりアップテンポなのが特徴的な楽曲になっています。
「西成ストレンジポップ」と銘打って活動していたようで、1stシングルからこの楽曲を持ってくるのはかなりのインパクトだったことでしょう。
バックトラックに反して、ボーカルラインにあまりロックンロールらしさがないというところのアンバランスさが味になっている印象があります。
IDOL CATS / めろん畑 a go go
2018年発売の1stアルバムの収録曲です。(クレジット不明)
この曲は、「サイコビリー」という、ロックンロールの派生ジャンルになっています。
恐怖感を駆り立てるような音色が特徴的ですね。
こちらのグループは、この辺りのジャンルを中心に現在も活動中ですので、少しでも興味が沸いた方はぜひチェックしていただきたいです。
あとがき
今回、アイドル×ロックンロール特集ということでお届けしましたが、いかがでしたでしょうか??
あまりアイドル楽曲に採用されることがないジャンルなので、曲探しはなかなか難航しました、、
1曲でも気に入った曲に出会っていただけたり、あわよくば「ロックンロール」を聴いてみようと思って頂けたりしましたら幸いです。
(次回は「アイドル×スカ特集」を予定しております。そちらにもご期待ください!)